年代別モデル特徴(過去クラフトカーズ奈良大阪で販売と買い取りしたMINI中心にご紹介)
1959年 モーリス・ミニ・マイナーとして名車MINIが誕生!
当時日本では輸入車自体が大変珍しく非常に高額でした。現存ビンテージミニは既にプレミア価格で取引されています!
以降排気量が若干拡大されたMINI1000は後の1300ccモデルが販売されるまで長期に渡り製造販売されます。
1990年7月 栄光のクーパーモデルが復活
通称「センサンキャブクーパー」と言われるモデル。搭載される1.3L水冷直列4気筒OHVエンジンは
最高出力61ps/最大トルク9.2kgmのスペックで、歴代ミニの中の最強エンジンの1つと目され、
マニアの間で根強い人気モデル。OPでサンルーフ付(通称サンハッチ)を選べたのも特徴。
1991年6月 ミニERA(エラ)ターボ 国内販売開始
当時価格359万と高額な為か売れずに翌年販売終了。総生産台数は約500台未満と言われ、
ワイドなエアロに13インチアルミ&専用ブレーキキャリパー。内装はVDO製メーターにコノリー製総革張りなど専用設計も多い。
キャブレターにターボを搭載したエンジンは熱効率と整備性に問題を残し、故障トラブルやクレームも多く異色のMINIでした。
1991年10月 1.3iインジェクションモデル発売
メイフェアはベースグレード、クーパーはスポーツモデルという位置付け。
94年以降は標準本木目ウッドパネル化。更に同年35周年記念クラシック限定車や
タータンリミテッドなどの限定車を投入。
1995年モンテカルロ
&35周年記念の限定車発売
往年の復刻版としていずれも内装や専用ロゴ、
4連フォグランプなどを装備し差別化を図る。
更に追加グレードにコノリー社製本革シートが標準のケンジントン(AUTOのみ)もラインナップ
クーラーガスもR134タイプに変更されます。
1997年 エアバッグ標準最終モデル発売
安全装備や点火方式や電気系統の見直しも行われ、
信頼性が更に向上。内装も大幅に変更されメイフェアはチェック柄、クーパーはブラック本革シートに。
現在の中古車市場で一番流通の多いモデルとなる。
1997年 クーパーヘリテイジコレクションもラインアップ
ヴィンテージ・MINIを彷彿させる3カラーの内外装ヘリテイジカラーが特徴。
誕生当時のオリジナルカラーを復刻し味わい深い特別モデルの位置付けに。
1998年 ポールスミス限定車発売
アパレルブランド”PAUL SMITH”とのコラボモデル。当時から衝撃的な斬新さとお洒落さが受けに受け、
MINI歴代限定車の中で一番人気を誇る。オールドイングリッシュホワイト、ソリッドブラック、ポールスミスブルーの内外装3色が特徴的です。
1998年 クーパースポーツパックリミテッド追加発売
国内600台限定。アグレッシブな外観の13インチ&ワイドフェンダーに足回りにはKONI製強化ダンパーなど装備。
専用色でもあるボルケーノオレンジやアマランスパープルなど、今までにない独創的な配色が最大の特徴。
1998年 クーパーBSCCリミテッド限定車発売
国内750台限定。限定専用色の緑と黒の2色のボディーカラーに13インチ、ワイドフェンダー、強化ダンパーを装備。
内装は専用ブルックランズグリーンの本革が特徴。
60年代風ヴィンテージスタイルは中古相場も高値安定を維持。
1999年 クーパー40thアニバーサリーリミテッド
限定発売
正規ディーラー車の限定車としては最後になる国内800台限定。13インチワイドフェンダーに専用ダンパー、
専用デザインのブラック本革インテリアに専用アルミメーターパネルが特徴
1999年 40周年記念限定モデル発売
国内800台限定。オールドホワイト、アイランドブルー、マルベリーレッドなどのクラシカル・ヴィンテージカラー3色の特別モデル。
専用本革インテリアに専用アルミメーターパネルが特徴
2001年 ラストミニ発売
新世代ツインインジェクションエンジンとフロントラジエーターが特徴。ファイナルにふさわしくバリエーションも豊富でクーパー、クーパースポーツ、セブン、ナイトブリッジ等各200台限定車。
OP装備で電動キャンバストップ車も存在。このモデルを最後に長い長いミニの歴史に終止符を打つ
総生産台数
5,387,862台 最愛なるミニに敬意を込め万歳!!
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